睡眠不足がニキビ発生の原因に・・・

 

10歳代後半の若者のほとんどが経験する思春期ニキビは、思春期における男性ホルモンの過剰な分泌が多量の皮脂を分泌させ、これがニキビ発生の大きな原因になります。

それに対して、成人してからできる大人ニキビは、生活習慣、ストレス、間違ったスキンケアなど、さまざまな要因が絡み合って発生し、原因を一つに特定することはなかなかできません。

しかし、その中でも、睡眠は大人ニキビ発生に大きく関係しています。

皮膚は寝ている間に活発に作られます。

その理由は、睡眠中には成長ホルモンが分泌されているからで、成長ホルモンはその名の通り、体の成長や細胞の再生修復を促すホルモンです。

しっかりと睡眠が取れていると、肌の細胞も次々と生まれ変わって新陳代謝が活発になりますが、睡眠不足に陥ると成長ホルモンの分泌は減り、肌の生まれ変わるターンオーバーも乱れていきます。

肌のターンオーバーが乱れると厚くゴワゴワとした古い角質が肌表面に溜まり、毛穴を塞ぐようになり、さらに、脂質の分解もうまくできず、皮脂の過剰分泌を招きます。

すると、塞がれた毛穴の中に皮脂が溜まり、それをエサにしてアクネ菌が繁殖し、やがて炎症を起こして赤ニキビとして表れます。

ターンオーバーは細菌に対する肌の抵抗力を増す働きもしますので、睡眠不足による肌のターンオーバーの乱れは、ニキビの原因菌が繁殖しやすくなり、肌は攻撃を受けやすい状態となってしまいます。

ターンオーバーを促す成長ホルモンは、夜の10時から深夜2時までの「美肌のゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯に活発に分泌されますので、この時間帯に熟睡することが大切です。

夜更かしして朝は遅くまで寝ている生活リズムと、早寝早起きの生活をしている人では、同じ睡眠時間を取っていても美肌のゴールデンタイムに熟睡しているかで、肌の再生力は違ってきます。

10時前にベットに入るのは無理としても、最低12時前には寝るようにして、6時間以上の十分な睡眠時間を確保することが必要です。

この生活リズムが整うと美容だけでなく体全体の健康にもつながるので、早寝早起きを心がけましょう。

そして、、睡眠と同時に栄養バランスの良い食事を1日3食、規則正しく摂り、ニキビ予防のスキンケアとしては、朝と夜の2回、正しい洗顔法で清潔な肌の状態を保ち、洗顔後は肌が乾燥しないように美容液などで潤いを与えてしっかりと保湿して下さい。

また、休日は積極的にスポーツなどを楽しみ、ストレス発散に努めましょう。